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気象庁 緊急地震速報取り消し “M9.9と過大に推定” 《2回目の会見詳報》 気象庁は地震の規模を過大に評価して緊急地震速報を発表したことについて、午後5時半から改めて記者会見を開いて説明しました。 “震源位置の推定が原因で過大評価か” 説明によりますと、実際の震源よりも日本から大きく離 ​

気象庁 緊急地震速報取り消し “M9.9と過大に推定”《2回目の会見詳報》

気象庁は地震の規模を過大に評価して緊急地震速報を発表したことについて、午後5時半から改めて記者会見を開いて説明しました。

“震源位置の推定が原因で過大評価か”

説明によりますと、実際の震源よりも日本から大きく離れた場所を震源として設定したことで、マグニチュードを過大に算定してしまったとみられるということです。

さらに各地の揺れの大きさを推定する際に、日本により近い別の場所を震源として計算したために広い範囲で大きな揺れになると予測していたと説明しました。

こうした不具合が起きた原因については現在、さらに調査を進めているとしています。

“同じことが起きる可能性 ゼロとは言えない”会見のなかで、青木重樹地震火山技術・調査課長は「現時点で調査をしているがどのような原因に基づいて今回の現象が起きているのかはまだ明確ではない。同じように日本から離れたところで地震が起きた場合には今回のようなことが起こる可能性はゼロとは言えないと考えていて早急に原因を究明したい」と述べました。

《1回目の会見詳報》気象庁が陳謝 “マグニチュード9.9と過大に推定 原因調査中”16日午後0時40分に発表した緊急地震速報について、気象庁は午後2時から会見を開きました。

海老田綾貴地震津波監視課長は「過大な内容の緊急地震速報を発表しました。みなさまには多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びします」と陳謝しました。

そのうえで、「震源を千島列島に決定し、マグニチュード9.9と過大に推定したことが要因だ。過大になった原因については現在調査中だ」と述べました。

“サイバー攻撃はない”

今回の過大な発表に際し、サイバー攻撃を受けた可能性はあるのかという質問に対して「システムの担当者から聞いているが、サイバー攻撃はない」と説明しました。

“緊急地震速報の警報の取り消しは初めて”

さらに、「緊急地震速報の警報を取り消した事例は今回が初めてだ」と説明しました。“ハードウェアでなく処理が原因か”

また、地震の規模を過大に評価した原因については、「現段階では設備などのハードウェアの問題ではなく、情報の処理のところに問題があったのではないかと考えている。プログラムなど、どこが原因になったかを究明している」と説明しました。

誤報かとの質問に“マグニチュードの過大評価の結果”今回の緊急地震速報の発表が誤報かどうか問われたのに対しては、「マグニチュードを実際より過大に評価した結果とみている。誤報かどうかは受け止め方がいろいろだ。今回は、ちょうど昼の時間帯に大変多くの人に迷惑をおかけし、その点は真摯(しんし)に受け止める」と述べました。